パンダマークの
小児科から

vol.4
「“病児保育“って知っていますか?」

病児保育。ご存じですか?徐々に広まってきた事業です。
 両親ともにお仕事をされている家庭が増え、お子さんを保育園に預けているご家庭も多いと思います。もしお子さんが急な高熱を出したら??
 保育園では、感染予防のため発熱など体調の悪いお子さんはお預かりできません。朝、熱を測ってお熱があると預けられないですね。
途中でお迎えの電話があることも…。そうなると、ご両親どちらかが仕事を休むか、祖父母などにお願いするか、対応が必要になります。
しかし、このご時世ですからなかなか仕事を休める環境にない、核家族化で祖父母も近くにいないなど、お困りのケースが多いのではないでしょうか。

そんな病気のお子さんを家庭・保育園に代わってお預かりするのが「病児保育」です。入院までは必要ないが、療養が必要なお子さんが対象です。発熱中など急性期にある「病児」と、熱は下がったがまだ元気がない、咳が多いなど、回復期にある「病後児」を預かるタイプとがあります。施設には、看護師や保育士がいて病気のお子さんの保育にあたります。病状の変化時には、併設や委託を受けた医院の医師が対応するようになります。
 保育園と同じように、朝から夕方までお預かりするのが一般的です。日中お預けできれば、お仕事もきちんとできるでしょうし、看護師・保育士がいれば,病気のお子さんでもまずまず安心できると思います。

本当は、ご両親どちらかが仕事をお休みしてお子さんの療養にあたるのが理想ですが、日本のこれまでの風習から厳しいかな。お子さんが病気の際にはゆっくりお休みできる制度や環境が整うまで、この病児保育は必要とされるでしょう。
 その「病児・病後児保育室」が、今年度、館林市で事業化されます。待ち望んでいた方もいらっしゃると思います。11月あたりに開始予定です。市の事業で、当院が窓口となり運営していきます。県内でもまだあまり例がなく、当地域ではもちろん初めての試みなので準備が大変ですが、やりがいのある事業だと思っています。
 館林は医療、特に子どもにかかわる産科や小児科がとても手薄な地域です。医療以外の面で地域に貢献できる施設になるよう、しっかり取り組んでいきたいと思います。


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